6台目 KLE400 K4

XLを売却してしまい、オンロードバイクばかりになっていたので、オフも走れるバイクが欲しいと物色していて、うっかり買ってしまいました。ほんとにバカな親父だと自分で実感しました。慌ててバンデットをオークションに出品することに。取りに行こうとしたんですが先方が送ったほうが安全との事で到着を待つことに。奥さんにはこの時点でゲロ。鬼のように怒られました(当然だな)さて、到着しセル一発でエンジン始動。こりゃ当たりとバイク屋に点検を依頼。
翌日、バイク屋から「キャブが凄いよ、良くエンジンかかったな、キャブクリーナーに昨日から漬けてあるけど、ダメかも」と。飛んで行ったら、中は緑色のドロドロだったとか、おまけにタンク内は錆だらけ。錆取りしたら穴が空くかも。とりあえずタンクは自分で洗浄することにして引き取りました。錆取り剤で丹念に洗ったら出るわ出るわ。何とか穴も開かずセーフでした。
このバイクの生い立ちも後で知ったのですがニンジャの900ｃｃエンジンを2つに切ったとか。さすがカワサキ、やることが大胆(いい加減)だ。乗りやすいんですが足つきが悪い。平均的日本人には辛いです。でも走り出してしまえば、楽チンの一言です。音も静かだし、こりゃ良いわと早速、山へ。よせばいいのに草原へ入り込んだ瞬間、後輪が滑る、グリップしないで流れる。バランスが保てず、あえなく立ちゴケ。さて起こせない。斜面に対してタイヤが上、タンクが下、グリップは地面に見事に突き刺さってました。山の中をさまよい、何とか人を見つけて助けてもらいました。直ちにエンジンスライダーを探し、エンジンマウントボルト部分に取り付けました。ボルトはワンオフで友人に作ってもらいました。一般道では車高が高いこともあり運転しやすいです。高速は120くらいなら快適なんですが、それ以上だと前輪加重が・・。もう4万キロを超えていますが快調です。
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