ポリープ

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歳とともに余計な物が付いてくる。去年の人間ドックで要精密検査の診断を受けてしまった。実は、その前の年も指摘されたのだが、無視していた。さすがに2年続けてなので、渋々検査を昨年末に受けた。結果は、5ミリのポリープが有ります、でした。それで、内視鏡下大腸ポリープ摘出術を受けることに。まずは薬を飲まなければ。
1包を一回と薬袋に書いてある。この1包が曲者で、やたらとでかい。縦15センチ、横20センチもある。
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中には、薬が入ったポリ袋のようなものが。これに2リットルの水を入れて、経口腸管洗浄剤(下剤だよな~)の完成である。これを2時間かけて全部飲まなければならない。9時から飲み始めて11時過ぎまでかかった。その間は、トイレとの往復である。飲んではトイレ、飲んではトイレ。
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味の素が作っているのだが、猛烈にまずい。まあ、美味しくては困るのが薬の宿命である。ただの水なら2リットルを2時間は無理は無いが、このまずい薬を二時間で飲むのは拷問に近い(笑)
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午後は検査のため病院に。検査を始めて、あれれ、こんなでかいのが有る。直径12ミリの大物発見。本来切るはずの5ミリのポリープが見つからない。結局、こいつだけ切除することに。内視鏡から金属の輪を送り出し、ポリープに引っ掛けて、見事に焼き切った。これだけ大きいと、ほんとは入院してもらうんだがと医者が言っていた。大きな傷口が見える。次に内視鏡からハサミの形をした器具(クリップ)が送り込まれた。切るのでは無く、挟んで止血するための道具である。ポリープが大きかったので、傷口も大きく、このクリップを三つ使って止血した。5ミリ以上だと癌化する確率が高いので、広範囲に切除したと言っていた。結果は二週間後に電話で聞くことになった。止血に使ったクリップは一週間ほどで、自然に排出(便)されるそうである。
最後に会計で支払いをしようとしてビックリ仰天した。請求額が47,000円也。内視鏡検査だけなら数千円、オペが入ると突然高くなる。なんかボッタクリバーに入ったような・・・。思わぬ出費で有ったが、ほっといてガンになるより良いかと、納得(笑)今日は風呂抜き、明日はシャワーだけ、風呂は明後日からだそうである。まあ良いか、念のため明日も休みを取っておいた。安静にしていよう。