KSRの不調 2

KSRの腰上オーバーホールに挑戦
異音の原因を探るために、とりあえず腰上のオーバーホールしてみようと言う事になった。まずは外装から取り外し開始。エンジンは全て友人にお任せです(^^)
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オイルタンクを除き、ほぼ外し終わった状態です。クーラントも抜いてと。
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準備したパーツです。ピストンは0.5ミリオーバーサイズの物で、元の持ち主からいただいた物です。
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は~い、ご開帳です。ピストンヘッドはカーボンで汚れていますが、傷は無さそうです。
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ヘッドも汚れてはいますが、傷は無いようです。
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ピストンには、若干の傷がありました。まあ交換予定なんでOKでしょう。
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さあシリンダです。こいつに傷があると厄介です。既に新品は入手不可なので、オーバーサイズにするしかなくなります。ただし、純正の1ミリオーバーサイズピストン(純正品)は入手可能なので、お金と時間はかかりますが、何とかなります。
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中を拝見。良かった~焼き付きは無さそうです。ホット胸をなでおろしました。う~ん、音の発生源は何処だ~
こうなると、怪しいのはクランクのベアリングなんだが、こいつは腰下のオーバーホールとなるので素人には・・・工具が無い
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新旧のピストンです。右のピストンから左のピストンに変え、また元のピストンに戻す事になります。
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気を取り直して、ピストンとシリンダを組みつけました。トルクレンチで規定トルクで締めました。手抜きすると冷却液が漏れ出すそうです。
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さて、翌日、友人を誘って試走がてら別の友人宅へ。農機具のハーベスター(自走式脱穀機)が動かんので直してくれと救援要請が。いくらやってもエンジンがかからんとの事でキャブを外してクリーナーを吹いてと・・・あれ~ガソリンコックがオフなんですが・・・不動の理由はガス欠ならぬ、ガソリンが行って無い。組み上げて、スタターを引いたら、あっけなく始動。
庭先で年寄りが作ってくれた、田舎オニギリをたらふく食べて来ました。
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この日のKSRは、多少の異音が出てましたが、至って快調。入れ替えたタイヤも乗りやすく、ご機嫌で帰還しました。
翌、月曜日、異音が酷くなった。帰宅するときにはガラガラとディーゼルエンジンのような音に。ダメだこりゃあ~。バイク屋に寄ったら「たぶんクランクのベアリングだね」と言われガックリ。しばらく封印です。