金峰山 五丈岩攻略

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

6/14金峰山に行ってきました。5月に来ようとしたら6月まで林道が閉鎖されていたので再チャレンジのついでに金峰山に登山することにしました。大弛峠の標高が2300位かな。ここまで全面舗装で車が山のように停まってました。ほとんど、関東近県ナンバーでした。さて、金峰山は2600程度なので、垂直に300メートル登るだけと考えれば(笑)二時間ほどの路程なので割愛しますが、登山者はほとんど中高年でした。私のような運動不足オヤジでも、何とか登れます。さて、頂上には五丈岩と呼ばれる岩が忽然と鎮座しています。これに登ったのは、もう10年以上前のこと。着いた時に、四、五人が何とか登ろうとしていましたが中々登れず苦戦していました。一丁登ってやるかと、昼飯も食わずに登ることに。まず大誤算。岩の中腹までは小学生でも行けるんですが、ここで足の筋肉が痙攣(大丈夫かいな・・俺不安)何とか列の先頭に出て講釈開始(笑)この岩は左からしか登れない、他のルートは無い事を説明。また、ここが一番の難関なのを説明。左端の岩だなを丹念に見ると、先達の作った手がかりが二つ。これになかなか気づかないんです。ちょっと手前気味にあるんです。これに両手を引っ掛けて、体を後ろにのけぞるようにして、一気に体を上に持ち上げるようにすれば難なく岩棚に体が上がります。手がかりに気づいても体を後ろに反らさないと、近すぎて力が入りません。自分の足が頭まで上がる軟体の人は、苦労しなくても上がれます(笑)次に、その岩棚から上まで垂直に2メートル上に上らなければなりません。これが見た目以上に簡単なんです。岩棚を右端まで移動すると頂上まで垂直に割れ目があります。ここに手を入れ右足を右の岩に持っていくと、ちょうど良い高さに窪みが作られています。そのまま体を持ち上げると、左足が岩の出っ張りにかかるんです。そのまま左手を伸ばすと岩の上に楽々届くんです。慎重に手探りすると、手がかりが二つあります。後は幹足を岩の割れ目に引っ掛けて、懸垂の要領で体を上に引き上げます。この岩に登るのは力ではなく観察力と度胸だけです。下では、たくさんのギャラリー(登山者)が、唖然としてみています。運が良いと拍手がもらえます(笑)ここからの景観は格別です。金峰山に登った人の数パーセントしか五丈岩に登っていませんから自慢できます。写真の岩の上の人物は、もちろん私です。下りは登りの逆なんですが、いとも簡単です。
7/4 googleの地図を見ていたら五丈岩を見つけました。航空写真じゃあ無いですよ。衛星写真です。宇宙からも見える岩山ってすごいですね。