長距離ツーリング(その1)

5/9 今日は長距離ツーリングである。数日前に誘われ、なんとなくOKしてしまった。他の奴は皆リタイヤとの返事だったとか。この歳で行くには無謀な気もするが、何事も挑戦と割り切る事にした。誘った奴からして「本当に行くんですか」ときた。コラコラ、計画したのはお前だぞ。出かけるに当たっては、もう一つ理由があった。息子のGSX-R1000が家に有ったからである。連休初日に息子が帰ってきたので、整備しておくから置いてけと言って置いてあった。連休中は遊びまわっていて、何もしていなかった。
さて目的地は、なんと能登である。山梨→長野→岐阜→石川→富山→新潟、考えただけで気が遠くなる。リタイヤした連中は正気である。行く奴はバカである。全行程図である。なんか風船の様に見える。
イメージ 1
バカは2人だけである。GTR1400,GSX-R1000の二台で。集合は朝四時半に諏訪SAであった。家を出ると霧である。日中は晴天との予報でスモークシールドを選択したため、前が見えん(恐怖)家を出て、最初のブレーキでリアが滑った。何でこの程度で滑るんだう。(後で原因が判明)メガネが曇る、シールドは下ろせん、タイヤは滑ると、最悪のスタートであった。国道に出てからはトラックに煽られる始末。前が見えん(涙)
朝は寒いだろうとほぼ冬仕様で出かけたのだが、寒さが半端じゃあなかった。グローブは三組。一番厚手な奴でも手が冷える。身体が凍える。こんなんで走りきれるのだろうか心配になった。まあ、ダメだと思えば一人で引き返せば良い。しかし夜明け前の高速は怖い。暗い中を走るのは今回限りと心にきめた。諏訪で空が白んで来た。なんか、もう疲れきっている。
イメージ 2
松本付近を走行中に太陽が昇ってきた(明るくなって来た)松本で高速を降り、安房峠に向かう。
朝早いので、車もほとんどおらず、快調に飛ばしている。ちなみに、二台ともレーダーを積んでいるので、比較的安心である。
イメージ 3
安房峠までの行程図である。相変わらず空は一面の雲である。しかし走りづらい。こんなに走りづらいバイクだったかなぁ~。朝、滑ったのが心理的に影響してるのか、コーナーが怖い。相棒はどんどん行ってしまう。お~い、置いてくなよ~。
イメージ 4
安房峠はまだ桜が咲き始めた状態。身体は冷えて硬直状態でした。料金所前の休息所でコーヒータイム。寒いよ~。富山ナンバーのワゴン車が来た。降りてきたのは二十前後のね~ちゃんが6人。ミニスカで足むき出し。思わず見てるこっちが寒くて震えました。
イメージ 5
休憩所から見る山は、まだ冬仕様でした。多分、北アルプスなんだと思います。一台、バイクが平気な顔して(顔は見えませんが)走っていきました。何台かソロは見ましたが、集団には遭遇していません。早く天気が良くならないかな。予報では晴天で暑くなるはずなんですが。
つづく