オヤジの車ランエボ9

オヤジの車
2005年3月発売と同時にランエボ9を購入した。それまではエボゼロと言えるギャランVR-4の最終型に乗っていた。エンジンは名器4G63型である。名機と呼ぶにふさわしいエンジンでしょう。ギャランに積まれ、220馬力くらいから最終ギャランでは240馬力まで行きました。ギャランは事前知識・検討無しで販売 店に行き契約してしまった。買ってから、こんな化け物買ってどうしようと、少し後悔した。足掛け15年、ちっとも古さを感じさせない車でした。さて、エンジ ンはギャランからランエボに移され、営々と改良を重ねられ、250、260、270、280馬力へと。トルクも最終ギャランでは30キロだったのが40キ ロへと。ランエボ9ではMIVECエンジンへ。カタログスペックは280馬力でしたが、実際は300前後出ていたようです。イギリス仕様が320馬力だったよ うなんで、運輸省対策で公式スペックを抑えたとか。実際に某雑誌が5台をテスターにかけた所、全て300前後を計測したとか。
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買い替えに迷いは無かったな。装備もレカロシート、ビルシュタインサス、モモステアリング、ブレンボブレーキなど、豪華装備であった。15年以上前のギャランVR-4と比べて、装備から考えるとバーゲンセールのような価格であった。ボディもアルミ多用でドア以外の外装は全てアルミである。特徴である大きなリアスボイラーは中空カーボンの軽量化が行われている。ただしこのリアスポには問題がある。(この部分は次のネタに)ボンネットがアルミなのは承知していたが、納車されてからフェンダーやトランクまでアルミである事に気づいた。
サンルーフをオプション装着したため、スチールルーフに変更である。よほど弱いのか、オプションのスキーキャリアを付けるとアルミルーフからスチールルーフに変更とカタログに有ったのを記憶している。
車体がランサーのためか、内装はギャランに比べるとガッカリであった。さらに遮音性も劣っており、マフラーからの排気音がうるさい。後部座席後ろに遮音材を入れて低減したが。さらに、リアホイールハウス内に小石を巻き上げうるさい。これはアンダーコートに使う弾力性の有る塗料を塗布して軽減した。
走りに関しては、快適である。コーナーへの進入速度を普通より10キロ上げて、全く問題ない。まるでオンザレールである。コーナーリングが楽しいの一言である。ベターっと地面に吸い付いて走る感触である。かと言ってゴツゴツ感が強いわけでは無い、しなやかと言う言葉がぴったりである。さすが ビルシュタインである。
燃費も通勤(ほとんどこれで使用 涙)で7k台、中長距離で10k台と、この手の車としては十分な燃費である。しかし、こいつの車両保険は高い。少しでも安くならないかと、ネットで一括見積もりを依頼したら、全ての保険会社から「社内規定により、お客様の車両は引き受けられません」とさ。結局、今の保険を継続することに。来年は払いきれんな(涙)
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私としては良い車であるが・・嫁さんから見ると。レカロシートがバケットなので乗り降りしづらい、音がうるさい、飛ばしすぎる(コーナーで減速しない)と不評である。購入一ヵ月後には「あんたの車には乗らない」と宣言されてしまった。おかげで休日に出かけるのは嫁さんの車ばかり。ランエボは通勤車になってしまった。出番は少ないが安心して乗れる車である。目立ち過ぎるのが問題ではあるが。オッサンが乗っているのは奇異に見えるかな~。いやいや、白髪で真白になっても乗ってやる。