KSRのライトをHIDに~(夢)

暇な三連休、KSR乗りの悲願であるライトのHID化に無謀にも挑戦してみた。数多の先人が挑戦し、砕け散っている。私の場合は、点いたらラッキー、だめならゴミ箱行きで(すでに幾つゴミ箱に出したかは秘密)良いさと、いい加減な挑戦である。
今年の2月にKSR用のHIDポチッていた。お決まりの問題の多い某国製である。安かろう悪かろうの粗悪品なので、うまく行く確立は50%位かな。
原付用の25W仕様である。KSRは発電量もバッテリーも貧弱なので、これでも電気を使いすぎる。15Wと非常に小さいのも有ったが、バックランプ用で長時間の点灯には耐えられないとの事で断念。
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テストなんか省略して、一気に取り付け開始である。シートとタンクを外してバッテリーからの配線を。こいつはリレーを介してバッテリーから給電する。HIDを付けるためにバッテリーも大型化(ちょっとだけ)してある。
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バッテリーからの配線はフレームの左を這わせ、トップブリッジの手前で右に乗り越えさせた。リレーをハンドルポストのフレームに両面テープで固定した。
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さてフロントカウルを外してと・・・完全にスパゲティ状態である。あれやこれやと手を入れてる内に、何がなんだか解らない配線の取り回しになってしまった。まあ適当にやるとこうなると言う悪いお手本ですね。
リレー電源をどこから取るか、とりあえず直流化したライト配線(KSRのライトは交流なんで注意です)を使ってみる。
結論、だめだぁ~アイドリング時に電圧が低すぎてリレーがカチカチ鳴りっ放しだ。これじゃあHIDが点滅してしまう。
しばし頭を抱え・・・待てよ、メーターにはバッテリーから直に来てたな。こいつはキーオンで通電する。配線したところ、リレーが正常に作動した、バンザーイ。

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バラストはフロントカウル裏に両面テープで固定。しかし小さくなったもんだ。出た頃の4分の1位しかない。バラストをどこに入れるか悩んだのがうその様な大きさである。
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さて配線はまとめて押し込んでと。漫画の押入れのような状態です・・とりあえずスイッチオン。やったーHIDが起動したぞ。組み付ける前に何回かライトオンテスト、すると、あれれ・・またたいたと思ったら消えてしまった。何回かテストした結果、電圧不足で保護回路みたいなのが起動するようである。試しに配線を切った状態でエンジン始動し、配線を繋ぐと点灯する。う~ん、中間スイッチをつけないとだめだ。
スイッチを入手するまで手動スイッチ(手で線を繋ぐ・切る)で。後はバッテリーがどれだけ持つかである。これは乗ってみないと、なんとも言えない。まあバッテリーが切れたら配線を切って、充電されるまではサブライトを点灯すれば良い。このために乾電池式のサブライトを追加した訳である。
暗くなった頃を見計らって試乗してみた。光量には満足(^^)KSR乗りの悲願である明るいライトを手に入れた。しかし光軸がとんでもない方向である。超ハイビームである。路面より空を照らしてる~。このままじゃあ道路を走るのは迷惑千万である。行灯ライトならどこを照らしてても迷惑にならないが、これはイカン。安物の社外ライトとカウルなので光軸調整機能なんて無い。カウルの取り付け穴を空けなおして下向きにしよう。それまで動かせんな。
あ~あ、これで動かんバイクが二台になった。ガンマは連休初日に右ウインカーが折れてるのを発見。この間、左を直したばかりなのに~。
都合よく明日からは天気も悪そうなので車通勤だな。
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