シートレールが破断したKSRの修理

先日壊れたKSRの修理記録です。友人から「月曜日に持って来い、何とかしてやる」と暖かい言葉をいただき、早速お願いしてしまいました。作業場に持ち込み、作業開始。ちなみにここではガス溶接、電気溶接、アルミのアルゴン溶接が出来る設備がそろっています。
イメージ 1
まずはリューターで接合面を磨いて。
イメージ 2
破断した部品をクランプで仮固定したところです。下の白い板は、溶接作業の時に火花が飛んだ時の用心です。
イメージ 3
溶接担当者にお願いして、破断した部品を溶接しています。
イメージ 4
見栄えを気にする場所ではないので、どんと盛ってもらいました。しかし、このままでは、また折れる。
イメージ 5
溶接だけでは、いずれ折れると言う事で、下に鉄板を当てて補強します。
イメージ 6
再度、溶接担当者にお願いして、鉄板をシートレール後端に溶接しました。
イメージ 7
溶接完了です。中央部まで溶接する予定でしたが、熱で変形したのか空間が空いてしまい溶接は無理と。中央部はボルト2本で固定することにしました。
イメージ 8
写真を撮り損ないましたが、溶接の熱でゆがんだナットのネジを切り直し、鉄板とシートレール後端に貫通穴を開け、ボルトで固定しました。さらに錆び止めにスプレーで錆び止め塗装をしたところです。
完成です(祝)夕方、家に帰ってからリアキャリアとトップケースを取り付けました。しかしカワサキクオリティーは凄い。友人の話では、KSRのシートレール(正しくはフレームですが)は、曲がる、折れるなんて普通の事だそうです。フレームは消耗品じゃあないんですがね(笑)
イメージ 9