ランエボ リアブレーキパッド交換

書くのが遅くなってきたが記録として残しておこう。
ランエボのリコールが来た事は以前書いたのだが、9月の連休に、やっと修理に出しました。ついでに、最近ブレーキが泣く様になってきたのでブレーキの点検も依頼した。リコールとなった助手席エアバックの交換は1日で終わった。ところが、ついでのブレーキ点検が、さあ大変。
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リアのパッドがギリギリです。ディスクも減ってきているので交換をお勧めしますだと。前輪のパッドはもう少し持ちますが、一緒に交換したほうが良いですね。俺「で、いったい幾らになるんですか」。見積もりを作って来ました。さすが、ディーラー手際が良い。見積もりの金額を見て、頭の中が、真っ白になりました。さすがブレンボである、総額18万円也・・・ゲゲゲゲ・・とても出せん。とりあえず検討すると言う事で、お帰りいただいた。早々にネット検索。う~ん、交換は簡単そうだ。ブレンボに適合するパッドがあれば、とりあえずしのげる(バンザーイ)それで見つけたのが、ディクセルと言うメーカーの製品である。とりあえず後輪のパッド交換に挑戦である。
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ノーマルよりスポーツ系に振ったような記載である。適応温度(これが要注意)も0度から600度と適当そうだ。←良く解っていない。
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9/27 パッドが届いたので、早速交換作業開始である。まずは、ジャッキアップ。あたりまえだな、タイヤを外さんと、話にならない(笑)
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まずはパッドピンを抜く。外側からピンを叩くと、簡単に抜ける。既に下側のピンは抜けている。最初の一撃に多少強さが必要ですが、固定している部分をたたき出せれば、あとはコンコン程度で十分ですね。
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抜いたパッドピンである。シャフトは汚れて真っ黒です。ディラーの純正作業では、交換部品になっているようですが、今回は磨いて再利用します。写真下のピンは磨いた後です。
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さて、古いパッドをはずのであるが。当然、ピストンに押されていて、抜けない。ウオータープライヤーを使い、キャリパーに傷をつけないようにピストンを押し戻す。しっかり押し戻しておかないと新しいパッドが入りません。この作業をする前に、手順が一つあったんですが、しっかり忘れてしまいました。
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十分押し広げたところで古いパッドを抜きました。指でピストンがしっかり押し込まれているか確認します。出ているようなら、ウォータープライヤーの柄の方で傷をつけないように押し込みます。
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パッドの裏には謎の金属片が張り付いていました。
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この金属片の役割が良く解りません。調べたら、どうもウェアインジケーターと呼ばれるもののようです。パッドがすり減ってきたときにディスクに接触して交換を促す仕組みだとか。ブレーキ泣き防止にも役立つようですが、よくわかりません。こいつのせいでブレーキからキーキー音が出たとすれば、装着は必須でしょう。ディラーの純正作業では、交換部品になっているようですが、汚れを落として再利用します。
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新旧パッドの比較です。押さえの金属板と合わせた厚みは、15ミリ対9ミリでした。比較すると厚みが全く違います。なんで、こんなに早く擦り減ったのか、ブレンボだからか、ACDのせいなのか???
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新品パッド裏面にパッドグリスを塗布しウェアインジケーターを重ね、さらにパッドグリスを塗り、キャリパーに挿入しました。 後はパッドピンを裏側から打ち込んで完了です。ピンの最後の所が球状になっているので、これがキャリパーに押し込まれれば、抜ける事がありません。
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反対側のパッドも交換します。慣れたせいか、半分の時間で完了しました。パッド交換なんて超簡単ではないか。パーツ代5,800円、工賃0円也。前輪も近々に挑戦しよう(笑)。後は、エンジンをかけてブレーキを踏んでピストンを定位置に押し出せば完了・・・ちょっと待て、ブレーキフルードを抜く(減らす)のを忘れてた~ 本来なら、パッドを押し戻す前に必須の作業だ。完全に忘れてた~。あわててボンネットを開けてみると、リザーバータンクは口元まで満タンでした。あわててエンジン始動し、ブレーキをポンピング、ブレーキフルードをブレーキに 送り出す事に。ブレーキフルードは相変わらず口元まである、あふれた痕跡は無いのでタンクが膨らんで耐えていたのかも知れない。注射器で60CCほど吸出し、規定量(MAX)にしておいた。
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