登って見るかい

さて、今回は自分の事ではなく、友人の話である。昨年、富山から来たのだが、とにかく富士山好きである。山梨県内のビューポイントをいくつか案内したのだが、山梨を見渡せるここが、お気に入りのようである。日の出を撮るために車で一晩明かしたときに撮った写真だそうである。甲府の市街地を覆う低い雲と満天の星空、富士山には登山する人のライトが頂上まで続いている。

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そんなに好きなら、ボランティアの募集があるので一度登って見るかと聞いたら、是非登りたいと。早速、担当に希望を伝えた。派遣は二泊三日で某市役所が取りまとめている。運よくメンバーに入れてもらえた。本人は歩いて登る気だったが、特権で、歩かなくても行けるよ、こんな機会は一生涯ないよ~(笑) 物資輸送用のブルである。これで八合目まで運んでくれる。乗り心地は悪く、囲われているので隙間から空しか見えないとか。1チーム、4~5人で、夏山の期間中、交代で八合目に常駐している。遠くは、福島からのチームもいたそうな。

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休憩時間に頂上に登ったとの事。なかなか絵になる外人(友人)である。彼の話では登山客の1/4は外国人だったそうである。日本観光のついでに登山に来た人もいたそうで、夏服で、寒い寒いと言っていたとか。三千メートルを超える山に来る服装では無く、無謀だと言っていた。

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頂上の写真。私が登ったのは、もう40年以上前の事なので全く覚えていない。こんな火星のような風景だったかな~。
昔、ハワイのマウナケア山に登ったのを思い出した。車で4,200メートルを超える山頂まで行き、日没と満天の星空を仰いだのは貴重な経験でした。

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