TL1000Sのプラグ交換

最近、エンジンのかかりが気になってきた。稀にセルを二度三度回さないとエンジンがかからない時が有った。う~ん、プラグを換えて見るか。
早速取り掛かりました。え、プラグ交換なのに、なぜフロントカウルを外す???
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前側のシリンダーです。ほとんどラジエターにくっついてる状態でプラグキャップを外すことすら困難です。以前、ラジエターの固定ネジを外して交換にチャレンジしたのですが、数センチの隙間しか作れず、あえなく挫折。
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今回はラジエターを完全に分離(LLC交換)する事にしました。何時交換したか解らないクーラントなんで、一石二鳥と言う事で。それにしても、たかがプラグ交換でこんなに手間がかかるとは・・・
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ラジエター液を抜いてホースを外せば、作業空間が広がります。チマチマやるよりは効率的でミスも起きません(たぶん)
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夏日の炎天下、ここまでするのに汗だくです。写真左下のクーラントリザーブタンクなんですが、なんとフロントカウル右に内臓されてました。普通は車体に固定だろう(怒)。クーラントの補充もカウルを外す必要が有ります。こんなバカなバイク驚きです。それに乗ってる俺は、大バカだな(笑)
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プラグはデンソーのが使われてました。純正仕様のプラグではありません。実はプラグ交換を考えたときにイリジュウムに決めて購入したんです。でもネットで調べたら、イリジュウムは突然死する事があるようで、交換に手間のかかるTLには使わない方が良いと言う記事が多数ありました。高価なイリジュウムプラグは工具箱の奥深くに死蔵する事にしました。
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純正指定の二極のプラグです。この方が、失火しにくいようです。値段も普通のプラグと変わりませんでした。
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クーラントは、おおよそ30%の濃度で作りました。ま、適当で十分でしょう。ラジエターを組み付けてクーラントを補充して、カウルを取り付けて完了。こう書くと、簡単ですがクーラントリザーブタンクをカウルに取り付けて、カウルを持ったままクーラントを補充しなければなりません。補給口が隠れてしまうので仮止めも出来ず、これを作った奴を本気で呪いましたね。プラグ交換に半日かかりました。出先で不調になっても絶対にプラグはいじれません。
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